歯ブラシの取り替え時期
本日は、日経新聞10月13日分の「くらし知っ得 REAL SIMPLE japan」からお届けいたします。
歯ブラシの取り替え時
毎日使っている歯ブラシ。一般に歯ブラシの毛先が開いたら交換時期と言われますが、実際にはたまたま気がついた時に交換しているケースがほとんどではないでしょうか?
歯ブラシは毛先で汚れをかき出すものなので、毛先が寝てしまうと効果が落ちます。歯磨きの際にブラシを軽い力で当てるようにと言われるのは、歯肉に負担をかけないためでもありますが、汚れをよく落とせるように毛先を寝かせないためためなのです。
具体的には歯にブラシを直角に当てて1本づつ磨くような意識で、小刻みにそれぞれ10~20回、左右に動かします。歯と歯の間など狭いところはデンタルフロスや歯間ブラシを使うようにしましょう。
交換時期を見極めるためには、毎日歯磨きが終わるたびに毛先を確認する必要は無いが、「目安として、自宅で朝晩使っているものなら新品をおろして1ヶ月後、職場で昼休みのみに使うものなら2ヶ月後には毛先を確認しよう」」とライオン広報部の紙谷成子さんはアドバイスします。
歯周病対策用の毛先が超極細のタイプは毛先がカールしてきたら取り替え時期です。
歯ブラシは衛生上、歯磨きが終わったら良く洗ってから乾かすのが鉄則だが、ブラシの付け根に汚れがたまった時も交換のサインです。旅行の外出さきなどで携帯用の歯ブラシを使っていて、乾かす時間が場合は、タオルで水気をおとしてからしまい、帰宅後にケースから出してしっかり乾かすようにすると長く使えます。
定期的に歯ブラシの状態を点検することが毎日気持ちよく歯磨きする秘訣となります。
リアルシンプルジャパン編集部
毎日使うもの、改めて考えてみたいです。