虫歯予防おさらい
現在、多くの歯科に関する書物が出ています。そこには多くの予防の事が書かれています。
今回は、改めて予防についてまとめてみたいと思います。
虫歯の原因はミュータンス菌といわれています。乳幼児期にこの細菌に感染しなければ、成人後も虫歯になりにくいと言われています。
しかし、大部分の日本人の口腔内にこの細菌は存在しているのです。ところが、この細菌に感染していても、しばしば虫歯になる人と、ほとんどならない人がいるのです。
次にあげる人はとくに虫歯になりやすいので、より注意が必要です。
★歯並び・噛み合わせが悪い人
歯並びがでこぼこしているので、歯間にプラークが残りやすくなります。
★歯を磨かない人
プラークが残り、口の中の細菌が増えやすくなります。
★歯の強度が不十分な人
歯の表面が細菌の出す酸で溶けやすくなります。
★唾液量が少ない人、唾液中に細菌に対抗できる物質(抗菌物質)が少ない人
歯の浄化作用や、歯を保護する作用が働きません
★砂糖を含む物をたくさん食べる人
細菌が、歯の表面に付着した砂糖の成分を分解して酸をつくるため、虫歯の進行が早いです。
★間食が多い人
いつも口の中が汚れていて細菌が増えやすくなります。
実は、私自身も間食が多いし、歯の強度は十分ではありません。自分で書きながら大いに反省した次第です。
参考文献 中・高年の歯の病気がすべてわかる本 森山貴史著 主婦と生活社
歯磨きを気にかけています。