科学的な観察2
先日の続きです。
何とか、ぎりぎり間に合った勉強会。
その与えられた席は、非常に良い場所でした。初日は一日中講義との事。
しかし、その講義の内容は、非常に内容の濃いものでした。
今回私が受けようとしている勉強会は、審美に関するものなのですが、非常に奥が深い。
まず、講義の前半は色彩学についての勉強をしました。
歯科における色彩表現方法は、いわゆる補色に基づいた考え方をするようです。
たとえば、赤に対する補色は緑、黄色に対する補色は青、白に対する補色は黒と言うように相対する色を常に頭に入れながら、歯の色を選択します。
また、色相も非常に大事になってきます。色の見え方の問題なのです。
例えば、「洋服を購入する際、黒だと思って購入したセーターが、実は太陽の下で見ると、紺だった」ということがよくあります。これはどういう事かといえば、色は反射してくる波長によって決定しているということ。このセーターは元々色を持っていなくて、光源の中に含まれる色の波長が紺や黒に映って目に見させているということらしいのです。
そのため、光の光源は非常に大切で、歯科医院の中で合わせた色はぴったり良いのに、外に出たり、家に戻って歯の色を確認すると色が白すぎたり、黒ずんでいたりするということなのです。
歯の審美を勉強する上で、とても大事なのは、その歯の持つ個性を出すということです。
例えば、歯をよく観察すると、歯の中央に白い雲のようなくすみがあったり、白や茶色いヒビが入っていたり、溝に汚れが付着していたりします。それらの歯に付いている個性を上手に出してあげることも今後は大事になってくるというこことでした。
歯の色彩学
奥が深いんですこと。
補色とはミックスするとグレーになるんでしたっけ。
歯の色彩学・・・とちょっと関連して先生にお聞きしたいのですが・・・ 最近、2歳の息子の歯が日に日に黄ばんできているのです。毎日しっかり歯磨きはしているので汚れではないと思います。思い当たる物と言えば・・・先生の所で購入したホームジェル、息子は大変気に入って毎晩使っています。関係ありますか?