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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2006年11月16日 (木)

治りが早い・・・。

毎週、トレーニングにジムへ通っているのですが、いつもトレーニングする時はドキドキなのです。

「今日は、どんなしごき(トレーニング)になるのだろう・・・。」って。

終わる頃は気分良く、「よーし、来週も頑張るぞ!!」ってなるのですが。

今回は、トレーナーとの形勢が逆転しているのです。

なんと、そのトレーナーが我が歯科医院を受診したからです。

彼の悩みは、歯の噛み合わせ。バーベル等の重みを持つ時、力む時に噛み合わせがずれるそうなのです。

噛み合わせの相談で来院されました。

トレーナーの顔を見ると、「今日はどんな事をされるのだろう・・・」って情けない顔をしているのです。「まな板の鯉」状態です。いつも私がしているような感じです。うふふ(笑)。

そこで、彼の口腔内写真とエックス線写真を撮影し、噛み合わせのチェックを行いました。

原因は3つありました。まず、左上の「親しらず」が上顎の歯並びをかなりの圧迫していること。その圧迫により、親しらずの1つ前の歯が挺出(伸びていること)していて、早期接触をおこしていること。その早期接触が長期に渡って続いていたため、顎関節症になっていることでした。

まず、一番の原因の親しらずの抜歯を行わなければなりません。初診の時、いきなり親不知の抜歯をするのは、患者さんにとってはとてもストレスになります。

本当に申し訳ない気持ちで、そのことを伝えました。

親不知の抜歯はすんなりと行うことができました。

次の日に、親不知の消毒に再来院してもらいました。

そこで、傷口をみたのですが、とてもびっくりしました。傷口がすっかり治っているのです。

日頃から、アミノ酸のグルタミンやプロテインを飲んでいるせいか、筋肉系の回復は早いのかもしれません。

それにしてもびっくりです。常に運動している方は体の回復も早いのでしょうか?

このブログを書いている3時間後にまたトレーニングがあります。

今度は私が「まな板の鯉」になる番です。とほほ。

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