自分のストレスの度合い。
歯ぎしりや食いしばりは、ストレスを発散させるために体が起こしたアクションと取れると言われています。
身体に蓄積したストレスを自律神経が歯ぎしりや食いしばりといった行動を誘発しているのです。そのため、歯ぎしりや食いしばりは身体に悪いからやめる方向へ持って行くのでは無く、それらの行動をとっても身体に影響が無いような歯並びや顎関節を構築していく様な治療を行うという考えの元、日々診療を行っています。
で、歯ぎしりや食いしばりを行う際に、上下顎のどの歯どうしが接触や干渉を起こしているかを調べる事が「咬合治療」の始まりといえます。
今回参加した研修では、「ブラックスチェッカー」と言われる歯ぎしりを調べるマウスピースを自分自身に装着して、私自身の歯ぎしりの状態を調べる事をしました。
もちろん、これは「かみ合わせ」の治療を勉強するために参加した研修会の一環でおこなったものです。
事前に自分の歯型模型を用意して研修会に参加し、自分でブラックスチェッカーを作成(当院はいつも技工士さんが作成してくれます。いつもありがとう)し、研修初日の夜に装着して就寝。
次の日に自分のブラックスチェッカーを見て、ちょっとショックでした。
自分が患者さんに付与する様な理想的がかみ合わせでは無く、しかもかなりストレスを感じている様な検査結果でした(苦笑)。。
まあ、しょうがないですね。医療関係者は皆、多かれ少なかれストレスを感じて生活している事は間違いなさそうだし。
(最後の写真はホテルで自分のブラックスチェッカーを確認して愕然としているとこ)
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