ゴーレム効果とピグマリオン効果。
大型連休も終わり、そろそろ夏に向かい再びエンジンをかけ直さないと行けないと思い、何か自分を奮い立たせる事をブログにでも書いてみようかなと思います。
前々から書きたいを思っていた事に「ピグマリオン効果」があります。
これはどういうこ事かと言えば、「ポジティブな期待を掛けられる事によってパフォーマンスが向上する現象」の事を指します。
ピグマリオン効果でよく例えに出されるのは学校の先生に例えて「教師期待効果」とも呼ばれたりもするらしいです。例えば、教師がある生徒にポジティブな期待を掛ける事により、その生徒の成績が上がったという事があるらしいです。
この心理学的な試みはビジネスにも多いに利用できます。
例えば、私に置き換えてみると、患者さんは何らかの問題を抱えて歯科医院に来院するのです。
その時に、患者さんを励ます様に症状の説明を行うと、俄然自分の口腔内に興味を持ち始め、真面目に通院する様になり、いままでどこの歯科医院でも通院が出来なかったのに、治療を完了する事が良くあります。
例えば、同じ症状でも「なんでこんな状態になるまで放置しておいたのですが!」と怒ってしまうのか、それとも「今、勇気を持って来院してくれて感謝します。頑張って一緒に乗り切りましょう。いまならまだ全然間に合いますよ」って言い換えると、患者さんが今までネガティブに思っていた事をポジティブに捉える事が出来るのです。
では、ゴーレム効果とはどんな事かといえば、ピグマリオン効果の真逆の事をさします。
また、教師の事で説明すると、「この生徒は全く不真面目で、勉強が出来ない」と思ってしまうと、そういった心理が生徒にも伝わってしまい、その生徒の成績が落ち始めるという事みたいです。
このピグマリオン効果とゴーレム効果の事を考えると、世の中は全て自分の「気持ち次第」と言うことになります。しかも、その自分の気持ちが相手の人生までにも影響してしまうのです。
この心理的効果は上手く使うべきです。相対する相手に自分が「ゴーレム効果」をもたれてしまえばとても損です。また自分と接するに方々に「ピグマリオン効果」を持って接してあげれば良い結果を得る可能性が高いのです。
これから今年に後半戦に入っていきます。
出来るだけピグマリオン効果を使って、良い院内環境や家族関係を作りたいし、患者さんに安心して来院出来る環境も作ってあげたいしね。
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