砂粒。
2月の寒さは、1月の寒さとなんだか「質」が違う様な気がします。
1月はまあ、寒いけど服を着込んだり、室温を調節してしのげますが、2月の寒さは「底冷え」の寒さというか、体を直撃する様な真の痛みを伴う寒さのような気がします。
そんな寒さが厳しい時の歯科の材料は、なかなか練和(混ぜ合わせること)が難しいです。
液と粉を混ぜて、粘土状のレジン(プラスチック)を良く作るのですが、寒さのせいで液と粉の練和が出来ません。
粉が液と混ざらす、餅状の状態にならず、砂粒の様なザラザラつぶつぶの状態になってしまうのです。
(逆に夏の様な熱いときは、餅状を通り越して液状になってしまう事があります)
砂粒状のレジンに液を多く足してしまうと、硬化に時間が掛かってしまうし、液が少ないと砂粒だしと本当に寒いと作業時間が長引きます。
ちょっとした事なのですが、かなり大きな負担です。
まあ、しょうがないですけど。
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