コンディロイグラフを用いた顎機能診断(その1)
1月20日にZOOMを用いて、顎機能診断の研修会が行われました。
顎機能診断というのは、何かと簡単に説明すると顎が正常な働き、動きをしているかと診断する事なのです。
人間の歯は上顎と下顎という骨から生えています。その上顎と下顎はバラバラの骨ですが、それが顎関節という関節を介して接続されています。
そのため、関節の動きが悪いと上顎、下顎の接触(噛み合わせ)が悪くなり、それにより噛み合わさる歯に過重負担が掛かり、虫歯になったり、歯周病になったり、歯が抜けてしまったりするのです。
逆説的な話ですが、顎機能(顎の動き)を事前の知っておけば、これらの口腔内に発生する諸問題を未然に防ぐ事も可能になります。
その顎機能を知るためにはコンディロイグラフ(キャディアックス)を用いて、患者さんの顎運動を記録する必要があるのです。
その顎運動(顎機能)の診断の勉強会でした。
2時間という長丁場と150枚にもおよぶ資料を用いてのものでしたが、私が興奮のあまりトランス状態となりあっという間でした。
あと3回あります。
それまでに、今回の復習と次回の予習をしたいと考えています。
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