清水の舞台から飛び降りるつもりで・・・。
手元にその学術書が届いた時は、それはそれは興奮しました(笑)。
ここ最近の私の勉強法は、「先に進む、最先端を学ぶ」というよりは、「掘り下げる」という意味合いが多きかったです。
今まで研修会や講演会、学会等で習ってきた術式や知識が私の中で飽和状態だったので、一つ一つを丁寧に振り返り、要らない知識は切り捨て、必要な術式や知識は掘り下げた方が自分のためになると考えているのです。
だから、過去に購入した書籍は何度も読み返しますが、新たに歯科の学術書は、あまり購入しなかったのです。
しかし、今回はどうしても読みたくて、読みたくて。。。。。
でも読むにはじっくり読みたい。でもそれをするにはとても勇気がいる価格だったのです。
4万円近くする学術書なのです。4万円ですよ・・・・・(汗)。
ちょっと手が出ない。
でも、どうしても本の中を覗いて観たくて、岩瀬歯科商会の斉藤君に相談したのです。
「実は、この本が読みたいんだけど、値段が高くて、内容を確認するまでは即決出来ない・・。」って。
そしたら斉藤君、見本を持ってきてくれたんです(涙)。
その見本の本を夜にじっくり読み込みました(願わくば、見本の本を読んでしまって、本を買わなくても良いかもって考えて)。
しかし、一晩で読み切るにはもったいない内容でした。
この本は「インプラントセラピー」という世界のインプラントのエキスパートと呼ばれる先生がたが自分の技術の最高峰を掲載している本なのです。
多分、この本に載っている技術を習得するまでには、多くの失敗と挫折、私財、技術をつぎ込んでいるはずなのです。
とても私に真似の出来る技術ではないのですが、「世界はここまで出来る」「私に出来る限界」を知る事はこの業界(歯科)では大変貴重な事実だと思うから。
これは、4万円近く払っても決して後悔しない本と決断、岩瀬の斉藤君に購入をお願いしました。
かなりの大型本で重いので、雑に扱うと本の寿命がすぐに尽きてしまう気がするので、丁寧に読み込みたいと思います。
それにしても大きく、厚く、高い(値段が・・・)。
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