何度目かのブーム。
最近このブログで読書の事を書いているのですが、本日も本の話。
この30年の間に、大体5年周期で歴史(特に戦国と幕末)のブームが自分に巡って来ます。
大学生の頃に、メチャクチャ小説やら参考文献やらを読みまくり、京都に行って歴史の気分に浸ってきました。
そして、もう何度目か分からないのですが、また来ました。大体、戦国→幕末→戦国→幕末と交換でブームがやって来るのですが、今回は「幕末」。
なぜか、今回幕末の「人斬り」の人物にフォーカスを当てて、本を読んでいます。
幕末には「幕末四大人斬り」と呼ばれる歴史上の人物がいます。
田中新兵衛、河上彦齊(かわかみげんざい)、岡田以蔵、中村半次郎の4人です。
10年以上まえに岡田以蔵の小説を読んだことがあるので、今回はそれ以外の3人の小説を探してみました。
中村半次郎はすぐに見つける事が出来ました。池波正太郎先生が「人斬り半次郎」という小説を残していて、本人の写真も見つける事が出来ました。
田中新兵衛は見つけられませんでした。
河上彦齊の本も中々見つける事が出来なかったのですが、色々とネットを探してようやく見つける事ができました。「人斬り彦齊」という五味康祐先生が書いた小説です。発行年はなんと1970年。
私が生まれた年に発行された本です。
今は、この河上彦齊の本を読んでいます。
この彦齊という人は兵学者の佐久間象山を殺害した事で有名で、漫画の「るろうに剣心」の緋村 剣心をモデルにしていると言われています。
とにかく幕末の頃の社会は近代日本の礎となった歴史的事件が多く、読書しながら心が躍ります。
秋の夜長に幕末の本で歴史の波に思いを寄せたいと思います。
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