夜なべして。
現在私が使用している矯正用のワイヤーはGUMMETALという特殊なものを仕様しています。
このワイヤーの特徴は、とても軟らかいのに、しなやかで継続的な歯の移動が可能になるものなのです。
矯正治療用ワイヤーとしては理想的な物性を持っています。
そのための代償として、非常に折れやすく、扱いが難しいのが特徴なのです。
患者さんの口腔内に装着して、上手くいけばフィニッシュまで行けますが大抵は3〜5ヶ月で新しいワイヤーに交換してあげる事が望ましいです。
同時期に矯正を始めた患者さんが多いと、今回の様に同時期に一気にワイヤーの屈曲がやって来ます。
基本的にこういった細かい作業は面白いので大好きなのですが、今月、来月は他にやることが多すぎて、いつワイヤーを曲げるか時間の調節に思案中です。
今晩夜なべしてやるかな。
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