患者さんの背景
どんな仕事をしていても同じ事だと思うのですが、長い事「人」と関わりを持っていると、その人の事(性格・生活)が大体分かります(笑)。
私の場合は「患者さん」という事になるのですが。
この患者さんは、「細かい性格なんだな、面倒くさがりなのかな、忙しいな、ストレス過多だな、甘い物が好きだな、こんな地域に住んでるな、辛い物が好きなのかな、タバコの吸い過ぎだ」などなど。
多分、私が良く修理に出す電気屋さん(大型家電のかた)は、私の事を「使い方が荒いな〜、もうちょっと丁寧に使ってくれよ〜、カメラが可哀想だよ」などと思っているかもしれませんね(笑)。
歯医者になったばかりの頃は、本当に余裕が無くて、患者さんの背景(社会的な地位や都合)などを考える余裕が無く、四角四面の治療しかできなかったのですが、この5年くらいはその余裕が出て、患者さんの望む様な治療が出来るようになってきました。
いわゆる「患者目線」というやつ。
なんでも「いうこと」を聞くというわけではないですが、多少は余裕をもって柔軟に対応できるかも。
こんなことを考えて診療すると毎日が楽しいです。
最近のコメント