最初は「そんな馬鹿なって思ったけど」
ちょっと昔の話です。
開業の為に郡山に帰ってきて直ぐに郡山で開業している大学の先輩の所へ挨拶に行きました。
そこで色々と開業にまつわる話を聞かせて貰いました。
その先輩先生はかなりかなり成功していて、患者さんも沢山来院していて、当時はとても羨ましくおもったものです。
で、その時信じられない話を聞きました。
診療の最中に患者さんを帰してしまうという話です。
その先輩は患者さんが多い事は最初に書きましたが、一生懸命仕事をする為に午後の診療の後半になると指が動かなくなるのだそうです。
そんなときは、一人、待合室へ行って、「すいません、今日はもう手が動きません。申し訳ありませんが今日はお終いにさせてください」ってお願いして、待っている患者さんを帰してしまうと言うのです。
最初は「そんな馬鹿な」って思いました。
しかし、最近の私はほんとそんな感じなんです。
流石に先輩みたいに「お終いです。帰って下さい」とは言いませんが、手が動かなくなる事が実はあります。
何とか気合いで乗り切りますが、ほんとこんな時が来るなんて。
原因は歯科医院以外での仕事(歯科医師会の仕事と同窓会の仕事)がかなりの負担なのです。
早く任期期間が過ぎる事を祈るばかりです。
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