私自身が結構な割合で病院に通院しているので、ちょっとは患者さんの気持ちが分かるつもりなのです。
で、患者さんの立場としてどう思っているのかと言えば、「安心が欲しい」と言うことです。
では、安心とは何なのでしょうか？
私が考える「安心」とは、患者さんの立場を考えて、「嘘の安心」を言うのでは無く、正確に病状をわかりやすく説明してもらう事だと思います。
「大丈夫ですよ」、「治りますよ」も良いけど、「あなたの症状は〜〜です。治療には〜〜が必要です」の説明の方だと思います。少なくとも私はそちらを聞きたいです。
だから、私が自分の病院の通院の経験を生かして、何を自分の患者さんに行っているかと言えば、とにかく説明の時間に重きを置いています（と、自分では思っています）。
で、どの様に説明しているかと言えば、「とにかく患者さんに分かる言葉でゆっくり説明する」と言うことです。気持ちが焦っていても、時間に押されていても、「この説明は時間を掛ける所」と弁えてゆっくり説明するようにしています。
時には説明だけで時間を取られてしまい、治療の時間が無くなってしまうことがありますが、それはそれで仕方が無い。納得が行かない状態で、体をいじられるよりは全然マシですから。
と、今日は私が常日頃心がけている事をちょっと喋ってみました（笑）