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しろくま先生のブログ
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2019年2月21日 (木)

認知症

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昨晩は、「認知症対応力向上に関する研修会」が歯科医師会にて執り行われました。
近年、にわかに認知症の恐ろしさを個人的にジワジワと感じていたのでとても勉強にもなりましたし、認知症の恐ろしさ、家族の介護の大変さを改めて認識し、参加して良かったと思いました。
昨晩は、薬品会社エーザイ様の馬瀬様が認知症についてご講演してくれました。
馬瀬さんは、とにかく講演が上手かった。慣れていると言うのもあると思うけど、聴講者に対して、「理解して貰いたい!!!」という気持ちがヒシヒシと伝わってきて、とても好感が持てました。
昨日勉強した認知症をまとめて見ると、認知症には大きく分けて3つあります。
1:アルツハイマー型認知症
2:レビ—小体型認知症
3:血管性認知症
アルツハイマー型認知症というのは、物忘れがあり、今まで日常生活で出来た事が徐々に出来なくなってしまう症状です。新しく経験した事、例えば食事をしたこと自体を忘れてしまうとか、家族の顔が分からなくなってしまうとか。一人で徘徊してしまう事もあります。
なんと、厚生省のホームページにはこんなページすらあります。
レビ—小体型認知症というのは、実際にはいない人が見えたり、突然奇声を上げたり、異常行動を起こすなどの症状があります。また原因がパーキンソン症状と似ているので、手足が震える等の症状もあります。
血管性認知症とは脳梗塞とか脳内出血などによって発症する認知症で手足の麻痺が起こったり、意欲は自発性が無くなり落ち込んでしまう事が多いのが特徴です。
講演の途中には家族の承諾を得られた実際の患者さんの映像や役者さんが行った動画を見せて貰い、あらためて大変な病気だと思いました。
我々医療人も考えて行動しないといけないと思っています。
大変勉強になりました。