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しろくま先生のブログ
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2019年1月14日 (月)

蜘蛛の巣を払う女(ちょっとネタバレ)

スティーグ・ラーソン原作の「ミレニアム・シリーズ」は10部構成だったのですが、3部作を書き終えた所で、スティーグ・ラーソンが急死してしまいました。
ミレニアム3部作は、見事な小説で、それはそれは夢中になって読みました。
そのミレニアムの1冊目「ドラゴンタゥーの女」がデビッドフィンチャー監督で撮影し、上映されたのは2012年でした。ミカエル・ブルムクエスト役にダニエル・クレイグ(007シリーズの役者さん)、リスベット・サランデル役にルーニー・マーラ
それはそれは、完璧な映画で、もうそれは酔いしれましたよ。
映画館で2回鑑賞したし、ブルーレイを購入して何度も何度も自宅で鑑賞しました。
特に、ルーニーマーラ演じるリスベットが狂気をはらんだ鬼気迫る演技で引き込まれました。
有り難い事に、リスベット役のルーニーと、監督のデビットフィンチャーは次回作も映画会社と契約している噂があり、とても楽しみにしていました。
それが、映画化される事が無く、7年もの時間が経ってしまいました。
今回のミレニアムシリーズ2作目の映画が公開とあって、わくわくしながら映画を観てきました。
もう、去年から映画の上映を楽しみにしてました。
ミレニアムのファンの方は、ほぼ全てがリスベット・サンデルのファンだと思うのです。そのリスベットが帰ってくるのです(ルーニー・マーラでは無いけど、そんなの関係無い!)。
だから、もう必死に上映館を探しました。。
しかし、東北で上映しているのはたったの3館。
以前の「ドラゴンタゥーの女」は地元の郡山でも上映していたのに、今回は東北でたったの3館。
悲しすぎる。
でも、一番近い仙台に映画を観るために出かけて行きました。

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今回の映画は、スティーグラーソンの初期3部作ではなく、スティーグ亡き後、ミレニアムの世界を壊すこと無く続きを引き継いだデビット・ラーゲンクラッツ原作のミレニアム4冊目の「蜘蛛の巣を払う女」が映画化されました。
監督もデビッドフィンチャーでは無く(彼は制作総指揮として関わり)、リスベットもルーニー・マーラでは無かったのです。
う〜〜ん、何というか、デビッドフィンチャーの狂気を帯びたキレッキレのミレニアムではありませんでした。
ミレニアムとしてでは無く、サスペンス映画としては1級品でした。とても面白かった。
しかし、私はやはり、健康的で可愛い感じのクレア・フォイの演じるリスベットは受け付けられませんでした。
ミレニアムの映画化の次回作があるのなら(もう無い様な気がする)、またルーニーマーラとダニエルクレイグでやって欲しいのよ。
お願い。

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