突然の電話。
この話はお盆休みの時に起きたことです。
今年のお盆休みは5日間トータルでありました(途中日曜日含む)。2日間は東京へ遊びに行って、3日目は東京へ行った後の掃除やら疲れを解消する為に自宅でゆっくり過ごしていたのです。
勿論、ごろごろばかりしてはいられないので、暇な時間は仕事場で仕事をしていたのです。
その仕事っていっても、とても気楽なもので(笑)、1時間したら自宅に戻ったり、また仕事場に戻ったりとダラダラとやっていたのです。
特に頭を使わない、「住所録の整理」とか「資料の整理」とか「読まないと行けない資料をまとめて読む」とか。
夕食も済んで、夜寝る前の空き時間にまた仕事場へ下りてきて、仕事をしている時です。
机の奥の方で、「ブ〜〜ン、ブ〜〜ン」って振動がするのです。
初めは虫でもいるのかなって思ったのですが、なんとスマートフォンが振動していたのです。
そうなんです、電話が掛かってきたのです。
最近はスマホで電話するなんて、私の場合は家族に限られますので、とても驚きでした。
電話を掛けてきたのは大学時代の友人でした。
その友人の住んでいる場所は秘密ですが、福島からはかなり遠いです。
友人は唐突に「元気か?体調は大丈夫か?」と聞いてきたのです。
その友人とは大学時代にとても親しくした友人でした。下宿先も近く、よく一緒に勉強したり飯を食べたりしたものです。
その友人曰く、私達と同年代の歯科医師の友人(私はその歯科医師の方を良く存じませんでした)がかなり重い病気(あえて病名は伏せます)で、もう先は長くないらしい・・・。
だから、自分の親しくしていた友人達に電話を掛けて声を聞きたくなったらしい。
その友人とは学生時代、家族みたいな付き合いだったので、最初の5分こそよそよそしい感じでしたが、それからは20代の頃に戻ったように近況を話しあいました。
やはり、その友人も私と同じように小さい子供がまだいます。子供たちが成人するまでは、どんなことがあっても仕事を続けなければならないし、またその義務・責任があるよねって事で話はまとまりました。
もう、生死の話をする歳になったと自覚・認識しました。
お盆中にかなり身を律する良い話が出来たと思います。
やはり自分を気遣ってくれる友人は大切だし、大事にしないと行けないと思います。
ありがとうM君。
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