休みすぎることの弊害
先日、一人でいわきへ行ってきました。
なぜいわきに一人で行ったかは別の日にでもこのブログで紹介します。
普段、車に乗らない私にとっては、いわきは十分ロングドライブの部類です。
そりゃ疲れます。
いわき中央インターを下りて、目的地までにたどり着くまでに結構な距離を走って行くと、途中で休憩を取りたくなってしまいました。
不運な事に途中に全く休憩する様な喫茶店がなくて、しょうがなく、本屋さんで息抜きでもしようと思いました。
その本屋さんでは、基本的に本は買うつもりはなくて、冷やかし程度に覗いていたのです(すいません、本屋さん)が、とある本を手にとってしまい、つい買ってしまいました(汗)。
その本は、佐々木典士さんというミニマリストさんです。以前「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を書いた画期的なミニマリストの本でした。もちろん熟読しましたし、現在もたまに読み返す本です。
その本は、「ぼくたちは習慣で、できている。」という本でした。
内容は現在読書中なので、詳しくはこれからなのですが、途中で良い事が書いて在ったのでご紹介。
著者の佐々木さんは執筆活動に専念するために会社を退社されたそう。
退職金も貯金もあるので、しばらくはゆっくりと隠居生活を満喫するときめたそう。
しかし、自由な時間というのはとても退屈だということに気がついたそう。勤務時代には出来なかった事を休みが出来たらしようということが、「いつでも出来る」という環境に変わった途端手が出ないというのです。「時間がありすぎると出来ないこと」という事もあるのだそう(私には想像もできないけど)。
毎日やるべき事を探すのも大変で、雑務を見つけてはこなし、面白そうな事があるとやってみたが、やがてそれにも飽きてくる。ある日、近所の温泉に昼間から入っていたらしいのですが、全然嬉しくない。それは温泉で癒やされるべきストレスがないからだと気がついたそうです。
佐々木さんの本の中では、その説明がはいります。
とある研究によると、人の自由時間は1日7時間以上あると、逆に幸福度が下がってしまうそうです。
退社して、不自由から逃れた先には自由の苦しみが待っていたそうです。
ガンジー曰く、「怠けている事は喜びかもしれないが重苦しい状態である。幸せになるためには何かをしなくてはならない」と。
まだまだ読書は途中ですが、大変勉強になる本です。
気になる方は是非。
「ぼくたちは習慣で、できている。」
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