思い込みの恐怖
今、マクドナルドが8年ぶりに新定番を発表したとしきりにTVCMを流していますよね。
子供たちが寝静まったとある晩の事です。
夫婦でTVを観ていた時に、そのマクドナルドのCMが丁度流れました。
私は得意げに、「マクドナルドが新定番が出たっていっているけど、マクドナルドの定番商品全部言える?」と奥さんに質問しました。
奥さんは、「まず、エビ関係のものが確かあったと思う」とのこと。
私は内心ニヤッとして、「エビは定番にはありません!」と自信を持って言い切りました。
だって無いんだもの。
でも妻も頑として譲りません。
私が「じゃあ、定番のメニューの中に無かったらなにかしてくれる?」と執拗に妻に言い寄ります(苦笑)
奥さんは、少しタジタジとしながらも、「絶対大丈夫。絶対あるから」と聞きません。
じゃあ、調べて見るねってその場でスマホでメニューを読み込みました。
なんと、マクドナルドの定番商品の中にエビは有ったのです。
本当に愕然としました。
人の記憶は何て曖昧で、自分勝手なんだろうってその時思いました。
奥さんには、「じゃあ、有ったらどうする?って聞けばよかった。あんまり自信満々に無いっていうから・・・」と苦笑い。
人と会話したり、大事な打ち合わせの時はキチンと下調べをして望まなければと思いました。
怖い怖い。
何かの本で読んだことがあるのですが、街の中に溢れる医院の看板。
人はその看板を読むことはほとんど無く、景色として脳に認識してしまうそう。
そのため、街の看板の宣伝効果はほとんどゼロ。
しかし、全く宣伝効果が無いかといえばそうではなく、体の具合が悪くなったときに初めて街の医者の看板が目に入ってくるんだそう。
人間の脳は余計な事は記憶があいまい。
あそこに医科の看板があったな〜〜、マクドナルドにはエビ系の定番は無かったな〜など曖昧なのです。
それとも加齢のせいで脳が頑固になっているのか。
柔らか頭になりたい。
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