運転免許証更新
4月の初めに運転免許証の更新のハガキが来ました。
性格的にせっかちでビビリなので、ハガキが来た日から焦って、焦って落ち着かなくなりました。
木曜の午後の休診の時を狙って行ってきました。
平日午後は2時までの受付なので、12時半に仕事を終了し、急いで昼食を食べてから出発しました。
どうにか、1時ちょっと過ぎに免許証センターに到着したのですが、既に最初の①カウンターの前には長蛇の列。
平日の午後なのに、凄い混みようだなって思ったけど、私の後にはあまり並んでいる人が少なかったので、全体的には空いているのかもしれないですね。
教習の時間が決まっているので、皆さん焦ってぎゅうぎゅうに並んでいたのです(笑)。
私は、今回の更新は2回違反行為をしてしまったので、2時間講習。
内心仕方がないと思いつつ、折角の木曜午後の休みが潰れてしまうな〜〜と内心辟易。
今までの講習は、教官の方が、ちょこっと交通教本をみながら自動車事故は危ないよっていういつも通りの訓示を述べてから長い長いDVDを鑑賞するっていうパターンなのです。交通の教示は全く頭に入らず、ただただ眠さとの戦い。車の事故は怖いねっているちょっとした驚きを持って運転免許証更新を終了するっていうのが習わし(笑)。
しかし、今回の教官のかたは違いました。
何というか、自分の仕事に誇りを持ち仕事に取り組んでいるって感じむんむん。
2時間という長丁場でしたが、ほとんどDVDは使わず、独自のパワーポイントにてスライドを作製してきていて、本当に話しが面白く引き込まれました。
2時間があっという間に終了。途中で休憩がありましたが、質問する受講者もいたほど。
私も、最後に質問してしまいました。
なにを質問したかというと、交通事故の事です。
もし、自転車に乗っている子供を出会い頭に自分の運転している車と接触してしまったとします。
軽傷でも深い怪我でも子供というのは恥ずかしさとその場から立ち去りたい気持ちと、怒られるのではないかという気持ちが入り組んでしまい、その場から早く「大丈夫、大丈夫」と立ち去ろうとするといいます。
その時、ドライバーの立場ならどうします?
①ああ、大事に至らなくて良かったって思い直ぐにその場を立ち去る。
②立ち去りたい子供を引き留め、怪我の確認と親御さんへ連絡を入れる。
ほとんど方が、①の対応を取るというのです。だってぶつけて転倒した子供が大丈夫って言っているのだから、こちらは問題に巻き込まれなくて良かった位の軽い気持ちでその場を立ち去ってしまうものだそうです。
②の親御さんに連絡して、子供が大丈夫だと言っていますが、何かあれば連絡してくださいって一つ電話をいれるべきと教官は言います。
もし、子供が自宅に戻り、親に車の接触の事を聞かれ車にぶつかったと説明し、そのまま警察に連絡されてしまうと、子供に「大丈夫」と確認していても「ひき逃げ」扱いとなってしまうらしいです。
しかし、子供は自宅に連絡されるのを極端に嫌がるらしいのです。
しかも名前も住所を教えずに。
その場合は、近くの警察に1本連絡をいれると良いらしいです。
「実は、○○にて子供と接触事故を起こしました。子供はそのまま大丈夫と帰宅しました。一応連絡しておきます」という報告をしておくと、その後、親御さんから警察に連絡が入っても「ひき逃げ」にはならないというのです。
一応、報告していますし、対応も警察に一任しているのがその理由です。
この話しを聞いていなかったら、駄目な対応をしていたかもしれません。
いつも教習では教えていたかもしれないけど、全く聞いていなかったのですね(反省)。
今回の教官は実に素晴らしかったです。
どんな職業であれ、自分の仕事に誇りを持ち真面目にやっている人は、間違いなく格好いい。
私も自分の仕事を真面目にやって生きたいと何故か自動車教習所で誓った47歳中年の春でした(笑)。
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