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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2017年1月 3日 (火)

なんかおかしいぞ(苦笑)

言い訳する訳ではないのですが、時間がないと読書が進まないですね。
去年の11月位からの読書量は本当に貧弱。
脳みそは本が読みたくて読みたくて堪らないのですが、どうしても読書はベッドの中というのが一番多い。
しかし、もう我慢できなくて寝てしまうのです。
そんな中、今読破中なのが、陳 舜臣著の「曼荼羅の人 空海救法伝」という空海の伝記的小説。
いくつかの出版社から何度も出版されている良本。私は、古本屋で上・下巻を徳間書店版を購入していました。1年前くらいに。
12月の27日頃上巻を読み終わり、ほんの2〜3日インターバルを置いて下巻に入りました。
読み進めていくうちにかなりの違和感を生じていたのです。
この小説の一番の肝の部分、空海が遣唐使の一員として現在の中国へ渡り、インドから伝わった『密教』の修行の部分がごっそりと抜け落ちているのです。
最初は、下巻の後半に出てくるのかと思ったのですが、読み進めていくうちに違和感はどんどんと膨れあがります。
やはり何かがおかしいと、インターネットで調べて見ました。
とても衝撃的な事実が分かりました。
徳間書店版の「曼荼羅の人」は上・中・下巻の3冊だったのです。
この本は古本屋さんで購入したもので、すでに絶版です。
もちろん購入した時は「中」の本はありませんでした。
他の出版社から出た本を購入しようかと思ったのですが、大抵はの出版者は上下巻なのです。一度読んだ本を新しく買い直すのは癪なので、この本を読むのは諦めようかと思ったのですが、とても面白い本なので諦めきれず、amazonで検索すると1円で売っていました(笑)。
今年の目標としては、積読の本を消化することだったのであまり購入したく無かったのですが、こればかりは致し方がないですね。

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