師走の歯科事情
いや〜、師走ですね。
ここのところ、気が抜けないほどの忙しさ。
年末までに歯を入れたいとか、痛みがあるので何とかして欲しいという患者さんが毎日沢山来院されています。
歯科の特殊性として、医科の側面と理工の側面があるのです。
医科はなんとなく理解できると思うのですが、理工ってなに?て事なのですが、ずばり技工物の事です。
医科に関する事でも、ある程度の期間が必要です。
例えば、難易度の高い親知らずの抜歯などは、年末に近い時期に抜歯を行ってしまうと痛みが年明け(診療所が開いていない)まで引かずに苦労する場合も多いです。
そのために、抜歯や外科処置の治療をする場合は、よくよく日程や体調を確認しておく必要があります。
また、技工物は型を採得して、技工士さんが作製するため、ある程度の日程を要します。ですから、年末になると技工物(入れ歯、差し歯、インプラント)等によって型を取られない事もあります。
今年はもう簡単な技工物しか型が取れなくなってしまいました。
残念ですが、大型技工物は来年です。
かならず、明後日(年末)までにいれば作ってくれよ〜〜という無茶ぶりを頂くのですが、それは物理的に無理なんです。
なんでもそうですが、余裕をもって生活しましょうね。
(ちょっと上から目線・・・笑)
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