Retreatmentへの参加
8月の24、31日の2週に渡り、寺内吉継先生のRetreatmentコースを受講してきました。
前回の寺内先生のコースは、歯の神経を抜く場合の研修でしたが、今回は、感染根管といって、治療した根が再発してしまった場合についての研修です。
歯科医師の仕事の大半がこの根の治療ではないかというくらい、この根の治療が多いのです。
しかも、根の神経を抜くという処置よりも再発してやり直す処置の何と多い事か。
そのため、避けては通れない治療なのです。
今までも、有名な先生に付いてこの根の処置について勉強してきましたが、根の治療は非常に奥深い。
何せ、おんなじ根の形を誰もしていなく、その大きさは針一本とおるくらい細く、しかもその先の複雑さは宇宙の様に未知数なのです。
勉強しても勉強しても疑問がわいてくる学問であり、悩みの尽きない治療なのです。
しかし、今回の寺内先生のコースでとりあえず答えが出たように思います。
その答えは以前にもご紹介した通り、マイクロスコープを用いて極小な根管を診て、複雑な根管はCTを撮影することにより可視化してイメージをクリアにする。感染物を確実に除去し、大きく破損した部位は、MTAという日本では保険で使用出来ない人体に安全な充填材で緊密に埋めてあげる。その際には、基本的な再感染を起こさない様に十分な注意を払うだけのこと。
非常に考え方が明確でシンプル。
ただ、その技術の習得は日々の練習以外にないのです。
でも、根の勉強ってとっても面白い。ワクワクします。
私にも診療に余裕が出てきたらじっくりと1本の歯を治してみたい。
インプラントに頼らなくても良い夢のような仕事がしたいな。
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それにしても、最近ちょっと疲れ過ぎ。何かに取り憑かれているのだろうか・・・。
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えっ!?。
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