日記の効用
子供の時から、勉強が苦手でした。今も得意ではありませんが、嫌いではありません。
それは、勉強のコツが分かったから、おもしろいと考えるようになったのです(苦笑)。
子供の頃は、結果を知るのがとても怖かったのです。悪い点数を知ることが怖かったのです。でも、なぜか悪い点数を取ることは怖くなかったのです。不思議ですが。
心の中を支配していたのは、『問題は後回し』という基本姿勢。
これでは、テストの点数が悪くて当たり前です。復習をしないのですから。
間違った答えを見直して、「どうして、ミスしたのか?」を解明しないでいますから、また同じパターンの問題が出たときに解けるはずもない。
そのうち、正確に回答出来る答えの方が少なくなっていき、赤点だらけという惨憺たる結果に。
そえが、大学へ入学して、誰も助けてくれない危機的状況になって初めて気がつくのです(遅いって・・・苦笑)。
その考え方の方向転換が出来てからは、勉強は嫌いではなくなりました。
試験の回答も予習復習が大事ですが、人生でも同じ事がいえます(笑)。
人は歴史から学び、先へつなげます。
自分の歴史とも言うべき、日記が私の場合、大きな助けとなってくれています。
苦労ばかりを背負い込む人生なので、苦労した時の日記は山ほどあります。それをたまに読み返すと、今よりかなり苦労していることが分かります。
「あのときは、本当に苦労したなぁ。あのときに比べれば今の苦労なんてなんてことないな・・・」等々。
過去に経験している苦労は、事前に回避出来ていますので、人間として成長しているのかもしれません。
偉大な偉人の歴史から学ぶことも多いですが、実は、自分の歴史からの方がもっと学ぶべき事が多いです。
こんなブログを書いているくらいですから、今は、危機的状況なのですが・・・・・。
さあ、自分史を記録する習慣を。
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