しろくま歯科医院 WEBサイトへ

しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
calender

2024年12月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
AED
当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

最近のトラックバック

アーカイブ

リンク



« 求人のご案内(再掲載) | メイン | 関節がガタピシ言ってます(悲鳴) »

2014年2月 8日 (土)

刺激を受けまくりましたよ!!

昨日の休診日は、友人の中村先生の所の診療を見学させていただきました。

中村先生は、顕微鏡学会認定医。

私も難しい根の治療があるときは、中村先生にお願いしています。

彼の一番の武器は、やはり顕微鏡です。

私も、顕微鏡をもっているのですが、彼のように自分の手足の用に扱うことがまだまだ出来ません。

顕微鏡は、その構造上、いつも使用している拡大鏡とは視野が逆さまに写るのです。

ですから、いつもは無意識に動く指先を意識的に逆の動きをさせないといけません。

慣れる最初のうちは、右脳と左脳を両方をフルに機能させないと上手くいかないのです。

感覚的な私は右脳をいつも酷使しているのですが、理論的な左脳を一緒に働かせなければいけません。

これは、かなりの訓練が必要なのです(苦笑)。

しかし、まだまだ先の事だとは思っているのですが、こういった訓練は、脳の訓練には打ってつけですね。まだまだ伸びしろがあると、思い込ませるだけでもかなり脳のリセットができます。

新しい装置を手足のよう動かすには、かなりの訓練と努力が必要なのです。

私と同年代の男性ならご存じかと思いますが、アムロ・レイが緊張状態のなかで、「こいつ動くぞ」と、初めてガンダムに乗り込み、動かし、ザクを撃破した彼はたいしたものです。やはりニュータイプは違いますね。

オールドタイプの私は、顕微鏡のを前にして、「こいつ、動くけど。。私が動けない・・」って感じです。残念。

顕微鏡の治療は、今まで見えなかった齲蝕や問題点がかなり鮮明に見えてきます。

例えば、根の治療をする場合、細く、狭い根の中を治療するため、専用の器具(かなり細く鋭いもの)を用いて丁寧にキチンと齲蝕を除去し、根充材といわれる神経の変わりになる薬を根の先まで自分の目で確認しながら充填できるのです。

Img_3117

それは、それは正確に治療が出来ます。但し、欠点というか当たり前というか、時間を十分にかけないといけません。多くの患者さんを一度に沢山診せていただいている私の今後の課題です。

今後も中村先生にご教授していただき、顕微鏡の技術を習得していきたいと思っています。よろしくお願いします。

それにしても、学ぶべきことがあるというのは、楽しいですね。

Img_3116