娘との夜間ドライブ
最近は、日曜日に出張が入ってしまったり、雨が降り続いたりして、ほとんど趣味の自転車に乗れていません。
本気になれる趣味なので、自転車に乗れない日々が続くと、とてもストレスが掛かります。
何とかしたいです(苦笑)。
で、私の一番のストレス解消は、自転車では無く、実は読書です。
自宅には子どもが寄ってきますので、家族には申し訳ないのですが、近くの喫茶店に本とIPODをもって、夜、診療が終わってから出かけていきます。
昨晩も、かなりのストレスが掛かっていたので、朝のうちから家族に『今日は読書に行ってきます』と告げていました。
夕飯も終わり、そろそろ出かけようかなと思って、準備していたら、娘が泣いていました。
どうやら、奥さんが急ぎの買い物があったらしく、それに同行したい娘がだだをこねて泣いているらしいのです。
私の母も困惑しています。
もう、こうなっては放っておけません。読書は中止し、娘と私の車で夜のドライブに出かけることにしました。
私は、毎日多くの子ども達の診療をしています。
子ども達は、子ども達なりに多くの悩みや不安を抱えて生きているのです。
娘が母親不在で不安になり、泣き始めたのもその一つでしょう。
子ども達は、短い人生の中で、彼らなりの世界を構築していて、その中で精一杯いきていると思うのです。
昨晩の娘は、私とのドライブをとても楽しみました。
狭い世界で生きているので、車で見たこともない世界を見るのが楽しくて仕方が無いのでしょう。
季節柄、夜の街にはイルミネーションがちらほら出ていました。娘は、綺麗なライトが大好きなので、街の綺麗な景色を二人で探しながらドライブを1時間ほど楽しみました。
娘が、はしゃぎながら『あっち行って、こっち行って』と懸命に目をこらしながら外を見ている姿はとても微笑ましかったです。
私のストレスもどこかへ行ってしまいました。
たまにはこういうのもいいね。
最近のコメント