アイスランド火山がもたらす弊害
無知な私は、なぜ、火山がヨーロッパの航空事情に影響するのかが、さっぱり理解できませんでした。
昨日、NHKの解説で、やっと理解出来ました。
火山灰の正体は、実は細かな硝子なんだそうです。その細かな硝子が飛行機のエンジンに入り込むと、熱で硝子が溶け、エンジンの主要部分にこびりつき、エンジン停止を引き起こす恐れがあるのだそうです。
大変危険です。これなら、多くの命を預かる航空業界は飛行機を飛ばさない訳です。
さて、2~3日まえまでは、『へ~、大変だね』と第三者目線で観察してきたのですが、実は、飛行機が飛ばなくて困っているのは乗客だけではなく、輸入・輸出業者も一緒。我々が使用する薬剤やインプラント製品にもヨーロッパ製品は多くあります。
私の使用しているノーベルバイオケア製品もその一つ。日本には危機的状況に備えて余分に在庫をストックしているそうですが、それもそのうちとだえるでしょう。
私も昨日、注文したエンジンも2~3ヶ月後と言われてしまいました。
正直、これだけはどうしようもありません。スウェーデンから来るサージカルガイドも大幅に予定が遅れて、患者さんの骨の形態が変わってしまう危惧すらあります。
一刻も早く、事態の解決に努めて欲しいです。こればっかりは、神のみぞ知るですが・・・。
火山の噴火があったのは、アイルランドではなくて、アイスランドです。名前は似ていますが、まったく別の国ですので、お間違いなく。
ご指摘ありがとうございます。
またまた無知ぶりが出てしまいました。
現在は、訂正しました。