誰でも最初から成功していたわけではない・・・と思う。
2月の最終週は本当にどたばたな週でした。
まず、木曜日には従業員とともに、インプラントの研修に日帰りで参加しました。目的は、従業員の教育の為です。
教育といっても、毎回内容が良くなっているので、私もついつい引き込まれてしまう内容。さぞかし、準備も大変だったろうと思います。
それから、土日は、また同じ会場で、今度は私の研修。
この研修も木曜日と同じ会場で、インプラントに関するものです。
この研修は私の所属しているスタディーグループが主催する定期的な研修なのです。同じ研修に何度も参加しています。
しかし、この研修も内容が毎回かなり良くなっていて、とても為になります。
私の研修会の大きなテーマは、『患者さんの健康を第一に考え、自分がして欲しい治療を提供する』というもの。
私たちが考える、大きなコンセンサスの一つに、『歯を出来るだけ削らない』いうものがあります。しっかりと食事が出来て、顎機能が整っていれば良いのではないかということです。神経のある歯は削らない、無理に矯正はしないということです。
今回は6回ある研修のうち最初の研修でした。かならずインプラントの歴史から始めるのですが、講師ご自身のインプラントの取り組みについて必ずお話されます。
講師がインプラントを始めたのは、日本でもほとんどインプラントが始められたばかりのころだったため、お手本となる先生がいなかったそうなのです。
インプラント黎明期です。
そこで、地道に研究や症例を重ね、じっくりと現在の地位を確立されたのです。
お金儲けになると、すぐにお金になるとインプラントに飛びつく先生が多い中、地道にこつこつと研究を続けてこられた先生の所に患者さんが集まるのは当然のことです。
焦らずに自分の決めた道をきっちり丁寧にこなしていくことが大切なのかなと毎回思います。
誰でも最初から成功していたわけではないのですね。
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