診療報酬改定説明会と研修
21、22日の両日は、何かと忙しかったです。
まず、21日は近くの奥羽大学にて4月から行われる『診療報酬改訂』のための説明会。
会場にていわきの渡辺先生と合流し、説明を聞く。
今回の改訂で、歯科は10年ぶりの報酬アップということもあって、会場内は人であふれかえっていました。
現在の歯科の治療の現状を一言でいえば、『ファミリーレストランの食事』といったところでしょうか。
“空腹を満たすことは出来ますが、豪華なものはありません”って感じです。
完全に最新の歯科治療を保険で行うことが不可能な時代になってしまっているのです。
今回の診療報酬のアップもそうした背景を、行政も知っていて、このままでは歯科治療が立ちゆかなくなることを懸念してのものだと思います。
ただ、あくまでもお役所仕事。提出する書類がまた多いのです。
その日の研修は、午前中いっぱい掛かりました。
次の日は、東京にて研修でした。
今回は、『インプラントにおけるティッシュマネージメント』という、いわゆる歯肉の手術に関しての話です。
とても参考になったのが、歯肉の血液の流れを十分に考えて切開線を考えるということと、豊富な臨床データを元に、一番適切な処置を選択しているという点。
実習などはなく、すべて講義形式だったため、集中して講義を聴くことができました。
明日から生かせる技術もあったので、すこし練習してみたいと思います。
最近のコメント