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2009年5月 2日 (土)

私立歯科大学 6割定員割れ

本日は、平成21年4月19日の読売新聞の記事よりお届けいたします。

◇歯科医の過剰が背景

全国17の私立歯科大・歯学部のうち6割強の11校で、今春入学者が定員割れをおこしていることが、読売新聞の調査でわかりました。

中には定員の4割以上にあたる35~43人の欠員が出た大学が3校ありました。

受験者数も4973人と、前年より約2800人減少しました。大幅な定員割れで質的に一定のレベルの入学者を確保出来ないおそれもあります。

「歯科医療の崩壊につながりかねない」として日本私立歯科大学協会も危機感を強め、対策等の検討も始めることになりました。

定員割れとなった11校のうち、奥羽大学歯学部(定員96人に対し入学者53人)、松本歯科大学(80人に対し45人)、日本歯科大学新潟生命歯学部(96人に対し57人)も3校の欠員は定員の4割以上に達しました。

さらに、北海道医療大学歯学部、岩手医科大学、神奈川歯科大学も、1割~3割の定員割れでした。予定されていた入試試験終了後の、急遽追加募集を行いながら、定員に届かなかった学校も5校ありました。

これほど、大幅な定員割れは初めてだということです。また、2006年度までは1万を上回り安定していた私立大の受験者総数も、今春は4973人でした。国公立大で定員を満たさなかったもは1校だけでした。

大手予備校などによると、受験者が減少した最大の原因は、歯科医師の過剰感。歯科医師総数は90年の7万7000人に年々増加。それに対し、歯科医医療費の総額は伸びておらず、過当競争が目立つとのことでした。

現在は、たしかに歯科医院が多く感じますが、何十年後かに不足の事態にならなければよいのですが。

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