新しい発見
先週末に東京の品川にインプラントの研修に行って参りました。
この研修会、私が勝手に師と決めている石川先生のものです。
この石川先生の研修は、実は何回受けたか分からないくらいずっと受け続けています。
今回も、新しい発見がありました。
毎回、自分なりにテーマを決めてそのテーマについて質問を用意して出かけるのですが、
今回もしっかりと応えを明示してくれ、大変満足のいく研修でした。
私は、自分でいうのも何なのですが、インプラントの基礎はしっかり出来ていると思っています。
しかし、色々と日々の臨床に望んでいると、必ずぶつかる壁があります。インプラントは失敗の許されない慎重な医療です。可能なかぎりポテンシャルを上げて治療の望まないといけないと思っております。
今回の研修はビギナー向けだったと思います。そのため、私は基本的なインプラントの埋入の実習は行わず、石川先生にその場で伝授していただいたテクニックをひたすら練習しました。ほんとに一心不乱に練習しました。そのため、練習用に配られていた模型がインプラントの穴だらけになってしまいました。もう入れる場所がないので、練習が諦めましたが、ほんとに来て良かったと心底満足しました。
また、石川先生は受講者全員に脳外科の福島先生の著書を自腹でお配りになっていました。彼の提唱する鍵穴式手術法がインプラントの考えかたの非常に似ているとのことでした。実はこの本は既に所有していたのですが、改めて読み返してみました。なるほどとうなる感じです。
しかし、自腹でも良いと思うことは、皆に教えたいという石川先生に人柄に触れることができて、とても嬉しい研修会でした。
最近、なにかと元気がなくなっていたので、良い週末でした。
尊敬できる先生がいらしてお幸せですこと。