私の診療のスタイル
歯科医師には多くのタイプが存在します。
歯内(根)、歯周病(歯肉の病気)、補綴(入れ歯、被せもの)、外科(抜歯、腫瘍)、小児歯科(こども)、訪問歯科、矯正(歯並び)などの専門性の高い治療を極め、その治療を軸に治療を組み立てるタイプ。
保険治療を丁寧に行うタイプ。
自費専門で治療を行うタイプ。
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私は自分でどのタイプに属するのかと考えると、保険の治療を中心に考えて、保険では治療出来ないと判断した症例だけは自費の治療にしていくというパターンでしょうか。
専門性で考えると、補綴(入れ歯、被せもの)だと思うのですが、必要があれば、外科(腫瘍と大きな手術以外)と矯正も自分で行います。
難しい根の治療や、小児の治療は専門性の高い先生に紹介させて頂く事もあります。
で、先日もこのブログで書いたのですが、とにかくせっかちなので(苦笑)、沢山の患者さんを診療したいと常々考えています。
保険と自費を満遍なく行い、かつ、沢山患者さんを診療するには、診療のスピードが大切になります。
出来るだけ患者さんの苦痛を少なくする為に、チェアタイムを短くしてあげたいって思ったのが、スピードを上げようと考えた理由です。
とにかく若い頃から、信用性の高い質の高い診療を効率的に行うにはどうしたら良いかをずっと考えてきました。
(講演や研修会、学会にて技術を学んだ後も、自分の診療室でどうやったらこの技術を効率よくシステマティックに出来るかを考えてばかりいました。)
しかし、その診療のスピードが少し昔に比べて落ちてきました。
原因は、視力、体力の低下と機材の劣化。
機材は交換すれば良いけど。
体力は地道に頑張るとして、視力は、少し目を休ませたりするしかないのかな。
とにかくまた、課題が出てきたので、特効薬を考えましょうか。
これも楽しい作業。
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