やっぱりたたき台は重要だな。
過去に大失敗した事があるのです。
それは何かを発表したり、提出する書類がある時のことなのです。大学院にいる時は「予演会」といって事前に教授や講座員の前で本番前の発表会(実際、こっちの方が緊張して死にそうでした)を行いますので、実際の発表の時は本当に気楽なものでした(笑)。
ただ、だいぶ人前で発表などしなくなった開業5,6年の時にとあるインプラント企業から講演をして欲しいとの依頼があったのです。
私は意気揚々とスライドを作って、当日を迎えたのです。
事前に練習など一切しないで講演会に臨んでしまったのです。もうそれは惨憺たる状態でした。喋りも何度も失敗し、時間は掛かるし、聴講者の半分は寝ていたと思います。そのくらい辛い状態でした。
それ以来、何事も実際に人前に出すものはどのようなものであれ、キチンと練習や見直しの徹底は必要だと思う様になりました。
で、その時に大事なのはスケジュールです。講演発表の際に一番大事なのは「繰り返し練習」です。事前に練習開始日を設定して、その日までにたたき台といわれる80%くらいの出来のスライドを準備します。
そこで何度も何度も練習していくうちに、「ここは要らないからカット」とか「この項目は追加した方がよいな」とかの深みを増すことが出来ます。
ある程度完成したら、喋る時にどこで息継ぎをするか、どこで間をとるか、どのタイミングで「余談」を挟むかといった事を確認していきます。
そこまでやっても、本番では必ず失敗する事があるのです。しかし、練習に練習を重ねれば、その失敗は「自分にしか分からない失敗」程度に抑える事が出来ます。
てな事は考えながら、11月に発表するスライド作っている毎日でございます(笑)
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