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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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2025年9月26日 (金)

最後まで完遂せよ。

今日は趣味の話。

私の趣味は模型作成なのですが、根がオタクなのでロボット模型が大好きなのです。

少しずつですが、ステップアップを重ねていると思っています。しかしここ何年か技術的に頭打ちになってしまいどうしたものか?と楽しい悩みを抱えていました。

模型の展覧会とか見学に行ってみると、どうやってこういった表現を模型のプラスチックに再現出来るのか?正確な直線や曲線をブレなく彫り込む事が出来るのか?謎は深まるばかり。

そこで、「多分同じ悩みを持った同士はいるはずだ」と思い、ネットサーフィンを行っていると、スケールモデル(いわゆる「車」「飛行機」「戦車」「戦闘機」といった実在している機体)を作成すると技術の向上が出来る。。。と書いてあるブログを見つけたのです。

ちょっと、スケールモデルはかなり敷居が高かったのです。ロボット模型、いわゆるガンプラというのは実在しないので、失敗や下手の部分もそれなりに「味」となって言い訳出来るのですが、スケールモデルは失敗=駄目という事なので、すべて一発勝負的な感覚でした。

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で、物は試しにカーモデルを作成してみる事にしたのです。部品は小さいし、細かいし、指紋を付けてはいけないし、ボディーの色も艶を出さないと行けないし、作ってもほとんど見えない箇所にも塗装の指示があるし。ガンプラみたいに最後にまとめて塗装する訳にはいかないので、塗装しつつ組み立てを行わないといけないし。とにかく初めての連続でした。

で、作成していくと、多くの失敗をしてしまうのです。スケールモデルは。

しかし、ネットの中には失敗した箇所の直し方や修正方法が事細かく説明されていました。

もう、作っているというより直しながら前に進んでいるという感じです。

ただ、ネット上のどの動画も「とにかく最後まで諦めないで作りきる」といっていましたので、上手くいかなくても修正の練習をして、パテやスジボリ、ヤスリがけ等を丁寧に行って牛歩ながら完成させる事に注力しました。

ガンプラの場合は「力業」な所があるのですが、スケールモデルは「計画的に緻密」がほとんどで、完成後の満足感が半端ない。

今はガンプラとスケールモデルを同時進行で進めているですが、ガンプラでも見えないところをきっちりこだわる事が出来ましたし、ガンプラで学んだ塗装技術はスケールモデルでも行かせます。

とにかく模型は自己満足の世界なのですが、自己満足の世界だからこそ手を抜かずきっちり最後まで完成させる。途中で失敗してもそれを全力でリカバリーするという習慣を付ける癖を付けました。

お陰で少し技術は上がった気がします。ガンプラを実機の様に作れるようになってきたし、カーモデルはよりリアルに作れる(これは今後の課題)ようにしたいし。

とにかく、途中で失敗してもぜったいに放り投げず最後まで形にする事にこだわる様にすれば、自分の生活習慣もちょっと変わりました。なんだか粘り強くなった気がします。

たかだか模型の話でしたが、友達も少なく、人生経験も貧弱な私には大きな前進でした。

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