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しろくま先生のブログ
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2010年3月10日 (水)

上顎の歯と下顎の歯のすき間

上顎と下顎を噛ませたとき、間に出来るすき間を『クリアランス』といいます。

このクリアランス(すき間)は、当たり前ですが、歯が抜けると出来てきます。

ところが、抜けたまま放置してしまうと、横の歯が倒れてきたり、対顎の歯が伸びてきたりして、すき間がほとんどなくなってしまうのです。

このすき間がなくなってしまった部に歯を作るのは至難の業です。

しっかりと治療をするには、矯正を行い、正しく歯列を戻すしかありません。しかし、たいていの患者さんには、その意志がないため、少ないクリアランスで何とか処置をしないといけないのが、しろくま歯科の現状です。

ほとんどおせんべいのような被せ物を対顎すれすれにセットしていき、なおかつ、顎機能もくるまず行うのは、本当に骨が折れます。

出来るだけ歯を削らないで治療をしようと心がけていますが、『致し方ないdown』という状況は出てきます。

このクリアランスのない部位の治療をしている時の私の血圧はおそらく200を超えているはずです。

もう、命がけです。

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