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2008年9月18日 (木)

噛むことと活性酵素

本日は、加藤幸大先生の著書「究極の歯科治療」よりお届けいたします。

☆噛むことと活性酵素

活性酵素は、私たちの健康のあらゆるところで重大な悪影響をもたらしています。

特に癌や動脈硬化、糖尿病、高血圧や心臓病、肺気腫、白内障、亜肩こり、肌の衰えなどさまざまな生活習慣病の原因になることが指摘され、さらに老化にも密接に関係しています。このことは一九五六年(昭和三一)アメリカ・ネブラスカ大学教授、D・ハーマン博士によって研究発表されました。

また、空気中に二〇%以上の酸素が含まれると、私たちの身体にダメージを与えることがわかっています。病院で過剰な酸素を与えられた未熟児が失明するという事故から、広く知られるようになったのです。

私たちの身体は約六〇兆もの細胞から出来ていますが、その一つにミトコンドリアと呼ばれる器官を持っています。ミトコンドリアは効率よく酸素を利用し、高いエネルギーを生産することができますが、その二%が大変活性が強い酵素となってしまうのです。それが、活性酵素(スーパーオキシド)です。

活性酸素は酸化力が強く、その激しい酸化力で遺伝子DNAや、重要な臓器や細胞を手当たり次第に攻撃し、それらをサビさせて、病気や老化の原因を作る張本人なのです。人間が加齢と共に老化するのは、活性酵素によって、細胞が酸化され、サビつく状態になるからです。老化が進むとやがて死に至ります。

私たち人間が酸素を利用して生きている限り、不老不死は絶対にかなうことはないのです。

しかし、人間は活性酵素を消去するSOD(スーパーオキサイドジスムターゼ)という酸素を産生します。このSODによって活性酸素が過酸化水素水に分解され、過酸化水素水はカタラーゼも過酸化水素を分解します。

つまり、よく噛むことは、胃や腸の消化吸収を助けるだけでなく、唾液の分泌を促し、唾液中の酵素によって活性酵素を分解し、癌や心臓病などの成人病・生活習慣病を予防し、老化を遅らせる作用があるというのです。

ここまで、SOD、カタラーゼ、ペルオキシダーゼを産生して活性酸素から防御することをのべてきましたが、すでに酸化してしまった脂肪(過酸化脂肪)に対して、消化酵素は効きません。

しかし、抗酸化物によってそれらを抑制し消去することが可能なのです。

ビタミンシCは消化酵素ではありませんが、過酸化水素水の発生を抑制していますし、カロチノイド(βカロチン)やビタミンE、フラボノイド、ポリフェノールは過酸化脂質を抑制する抗酸化物質です。これらは私たちの身体では作ることの出来ないので、食べ物などから補給しなくてはなりません。

本来ならば、野菜や果物からこれらの抗酸化物質を採ることが望ましいのですが、現代社会では毎日十分にとることは困難ですから、サプリメントや補給食品などで、ビタミンCやビタミンE、COQ10などをとることが望ましいのです。

必要最低限の抗酸化物資をとり、良く噛んで食べることは、不老不死に近づくための最高の近道です。

参考文献 究極の歯科治療 加藤幸大著 現代書林

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