結局真面目が一番早い。
たまに「もっと早く治療を終わりたいのですが」とか「あと何回で終わりますか”と質問してくる患者さんがいるのです。
歯科医師は、私腹を肥やすために治療を長引かせている訳ではありません。症状が短期間では治癒しない為に回数が必要なのです。
たまたまかもしれないのですが、こういった質問をしてくる患者さんがかなりの確率で無断キャンセルや直前のキャンセルを言ってくるのです。
治療に使う材料や薬剤は早めに交換した方が良いものもあります。そんな時にキャンセル等で交換期間が長引けば、症状も一歩後退しているのでまたまた治療期間が長引く事になります。
患者さんに通院が出来ない理由を聞いて、通院しやすい歯科医院へ転院したらいかがと相談するのですが、「仕事が忙しくて」との返答。
私たちも治療を仕事でしているので、患者さんが来院できる日にちを伺って予約を取っているのです。
こちら側が「この日に来い」と言っている訳では無く、患者さんの合意の上で予約を取っているので、仕事で来られないというのは言い訳にはなりません。社会人として。
口腔内状況が思わしく無く、時間が掛かりそうな患者さんでも真面目に通院してくれる患者さんは、結構早めに終了する場合が多いです。
「いつまで治療が終わるの?」という患者さんはキャンセルばかりで、結局何年もかかっている状況。
結局言い訳せずに真面目に通院している患者さんが一番早く終わります。
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