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しろくま先生のブログ
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2007年6月27日 (水)

歯周病は食生活の間違いが主因1

本日は、丸橋賢先生の著書からお届けいたします。

歯周病は食生活の間違いが主因

①歯周病とは?

歯根は歯槽骨といわれる顎の骨にしっかりと根本まで埋まり支えられています。歯根の表面と歯槽骨は強い無数の繊維でつながれていて大臼歯などには1歯あたり最大50kgもの咬合力が加わります。

この歯槽骨が溶けて次第に位置が低くなっているのが歯周病です。

歯根を支える骨が少なくなると歯は揺れ動くようになり、ひどくなると抜けてしまう事になります。

多くの歯で同時進行し、ほぼ同時期に多数、歯を失うことになるので、とても恐ろしい病気です。

かなり多くの現代人が歯周病にかかっていること、一度かかると治りにくい事などがよく知られていると思います。

しかし、合理的に考えれば、治療をしても治らないというのは見当違いな方法で治療しているからだと判断するのが自然です。

本当の原因を除去すれば、人間には自然治癒能力があるので必ず治るはずだからです。

人類学的にも縄文時代の顎骨を調べると、ほとんど歯周病がなかったことが明らかになっています。

従来、食べかすが歯垢となり、歯垢の中の細菌が原因で歯周病になるというのが定説でしたが、私はその定説に従った治療法では治癒しないことに疑問を持ち、いろいろ研究してみました。すると、興味深い事実が次々と判明したのです。

明日へ続きます。

参考文献 歯で守る健康家族 丸山賢著 現代書館

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