口角をあげて行きましょ。
当院の患者さんのピークを迎える時間帯はだいたい夕方の5時くらいからです。
その前の時間は、比較的緩やかに流れていくのですが、5時を超えると院内は徐々に戦争のような忙しさに変わっていきます。
とにかく、診療台から診療台へと走り回るように移動します。しかも、移動する何秒かで前の患者さんの情報から次の患者さんの情報へと頭を切り換えて行かなくてはならないので、頭も体もフル回転です。
そのときにカルテに前回治療した情報がきちんと整理されて書いてあるときは、たいてい良い流れで治療に入れます。しかし、前回の治療の情報がいまいちはっきりしないときは、とても時間がかかり、なかなか集中することが出来ません。カルテは非常に大事ですね。
衛生士さんや助手さんが私と患者さんが会話した内容をカルテに記録してくれているので、だいたいどんなニュアンスで前回は治療が終わったかもわかります。
でも、夜7時を超えると、さすがに体中疲れて動きも緩慢になってきます。いけないと思いつつ体は正直です(苦笑)。
そんなとき鏡で自分の顔を見ると、唇の端の口角が思いっきり下がって不愉快の顔になっています。これまたいけない。無理矢理にでも口角をあげていくと、なんだか気持ちもリフレッシュします。不思議ですね。
ですから、調子が悪いときは無理矢理笑顔にします。ちょうどバットマンに出てくるジョーカーのように。
気持ち悪い?
最近のコメント