院内研修会
2月10日に今年2回目の院内研修会を行いました。前回も参加してくださった奥羽大学の若手の先生も2人も参加してくださいました。
今回のテーマは、『咬合治療』についてです。
歯科の多くの疾患の原因は、大きく2つに分けられると思います。まずは、細菌感染。もう一つが力(咬合力)です。
噛み合わせが適正でないと、本来正しく力が加わるはずの部位に力が入らず、第三の痛み:歯根膜痛を引き起こしてしまいます。この歯根膜痛を神経の痛みと勘違いすると、無駄に神経を抜くだけの治療になってしまい、患者さんには大きな不利益になります。
そんな残念な結果を招かないように、今回は、咬合治療についての研修を行いました。正しく咬合治療が出来れば歯を削ることなく、痛みや不快感を取り除くことが出来るので、とても効果的と思います。
しかし、この咬合治療は、多少のスキルが必要です。まず、そのスキルを解説し、参加者がお互いの咬合を調整しあいました。
今回も大変熱気のある有意義なものになったと思います。次回は、この咬合治療をするために必要な診断方法について行う予定です。
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