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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2008年9月15日 (月)

負けず嫌いのわけ

大学在学中は、とにかく周りの同級生に付いていくのが精一杯で、とても余裕が無く、全くそんな気配もなかったのですが、大学院終盤から開業するに至るころは性格がどんどん変わってきました。

昔は、おっとりとしていて競争とは無縁の性格だったのに、今は超がつくほどの負けず嫌い。

何でこんなに性格がかわってかといえば、大学在学中に悔しい思いをたくさんしたからだと思います。挫折に次ぐ挫折。高校までまともに勉強したことがなく、大学受験も過去問を10年分と参考書の中にある問題を丸暗記して受験に望み、何とか大学に引っかかったというのが実情。そんなことですから、エリートばかりの大学では勉強についていけるわけもなく、留年2回。

何とか友人の助けもあって歯科医師国家試験には合格できました。しかし、ここからがまた大変でした。周りの目がかなり冷ややか。「お前にだけは治療されたくないね」とか、わざと聞こえるように「あいつは、馬鹿だからつき合わない方がいいよ」だとか毎日のように言われます。

その時、思ったことは、「もう私も歯科医師。今までとは違う。すでにスタートラインに立つことが出来たのだから、ここからは自分の頑張り次第でどうにでもなる。必ず悪口をいった奴を見返してやる」と決心しました。

本当は、もう勉強したくないので、東京で開業医に勤めて将来の事を考えようと思っていたのですが、悔しさを消化しきれず、母に頼み込んで大学院へ行かせてもらいました。もちろん片親なので大変だったろうと思います。

大学院に入ってからは後悔の毎日。勢いで教授や先輩に頼み込んで入学しましたがレベルが完全に飛び抜けていました。教授もそれを理解したのか、私に与えられた研究は、材料学(理工学)の基礎的研究でした。

実は、最初は花形のインプラントの研究も良いかな・・・・なんて考えていたので、少し落ち込みましたが、その研究は実に私にマッチしたものでした。まず、研究対象が患者さんではなく材料でしたから、誰に気兼ねすることなく自分のペースで進められます。

もちろんデータの解析にはパソコンが必要でしたから、慣れないパソコンと悪戦苦闘の毎日です。実験をしてはパソコンの専門書片手にデータを入力していく毎日です。誰とも喋らない日が続くと、もう心身ともやつれてしまい、頭の切り替えをするために本や映画をたくさん消費しました。

同じ講座の先生にはさぼっているようにうつったと思います。その理由は、私の頭の中のハードディスクの容量が他の先生達より明らかに少ないので、オーバーヒートしてしまうのです。その節はご迷惑をおかけいたしました。

その後、大学院もなんとか卒業し、以前私の悪口を言った先生がまだ大学院を卒業出来ていなかったので、それとなく「先生がんばってくださいね」と行ったときは、少し自分でも意地悪かなと思いましたが、これを言うためにここまでがんばってきたのかもしれません。そのことで少し吹っ切れました。

最初は、「え~何か残念」と思っていた自分の研究内容でしたが、実際は驚く程毎日の診療に役立っています。あんなに苦労したパソコン作業も、学会発表の際にいかにわかりやすくプレゼンするかをたたき込まれた事も、全く持ってプラスの事ばかり。こんな事なら、もっと大学院でたたき込まれれば良かったと思います。

日々の臨床では、かなりの負けず嫌いで、患者さんに「NO」ということがどうしても言いたくないと思ってしまいます。インターネットの発達のお陰で患者さんの知識が豊富になり、我々歯科医師もうかうかとあぐらをかいているわけにはいきません。

日々の努力を怠るとすぐに患者さんに失望感を与えてしまいます。とにかく走り続けなければ。

でも、こんなに走り続けるにはわけがあります。同じ大学院の仲間だった井上先生が遠い愛知県でかなりがんばっているのです。いつの間にか彼を目標に、絶対に負けたくないと思いです。でも彼の患者さんを思う気持ちは私の上を行っています。悔しいですが。こんなに距離が離れていても私を嫉妬させる彼はすごいです。

今度名古屋に遊びに行くので、見学させてください。嫉妬の炎をモチベーションに変えるためにimpact

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挫折よありがとう
挫折を乗り越えて、上に向かっている姿勢が美しい。
  ・・・拍手・・・


そんな風に、お互いを高め合える仲間というか、
同志がいるって言うのは、幸せですよね。
けっして馴れ合いではなく、お互いを認め合い、
励まし合い、奮闘し合えるって素敵だなあ・・。

私も、いい先生達と出会えてよかったです(^_^)v


おはようございます。
インターネットの世界はすごいですね。
こんなに離れていても、近くにいる感じ。
毎日、職場に来て、先生のブログを読むことから私の一日は始まります。

そんな先生から、メッセージをいただきとてもうれしいです。
苦しかった大学院時代の先生との思い出、一生忘れることはありません。

すべては、患者のため、地域住民のため、日本人のため、世界中の人々のため・・・
だって、みんな同じ人間ですものね。

いい夢見る方法はひとつ
”自分を信じること”ですからね。
お互い信じた夢に向かってがんばりましょう。


学生の時から君ほどコツコツやる人は見たことないですし、コツコツやる人が最後に勝つんだよね。
昔はノートをよく見せて頂いてありがとうございました。
さらばじゃ。


確かに大学時代の先生には様々な思い出があります。印象深いです。


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