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しろくま先生のブログ
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2007年10月25日 (木)

思い立って行動2

開業当時、多くの先輩達に診療所を設計するにあたって、いろいろなアドバイスをいただきました。

開業当初はそのアドバイスが実り、何の苦労もありませんでした。

その苦労とは、物の置き場所のことです。

開業当初は購入する機材のことしか頭にないので、コンセントの位置、数、置き場所などを設計士さんに正確に伝えることが出来るのですが、開業してしばらく経つと、当初考えもしなかった機材や荷物がどんどん増え、確実に住居スペースを奪っていきます。

デッドスペースに入りきるだけの棚を作成し、対応して来たのですが、そろそろ限界です。

一番の頭痛の種は書類や医学書の類です。本当に収穫時に襲いかかるイナゴのごとくスペースを食い尽くします。

最初のうちは、あっちに移動、こっちに移動と場所を変えて急場をしのいだのですが、もう限界が近づいていました。しかし、どれもこれも捨てられない書類ばかり。

これはさすがにいらないだろうと思っても、心の中にいるもう1人の私がささやきます。

「でも、捨てる書類のなかのような症例の患者さんがきたらどうする?その時必要になって、あちこち探すにちがいないぞ」

もう、こうなっては捨てられません。

本気で考えました。

結論は、「もう捨てる」

でも、完全に捨てるのはもったいないので、本をばらすことにしました。

本の中の必要なページだけをスクラップして置くことにしたのです。

本も、中身を検証してみると見たいページは本の30ページほど。300ページもある本の1/10です。時間はかかりましたが、見事に不必要な本が無くなりました。

それと、情報の古くなったもの、あまり使わない機材関係の書類はきっぱりと捨てました。

今は、本当に読みたい文献、読まなければいけない文献、今まで読んで参考になった文献しか残っていません。

今後の課題は、この文献を素早く検索できるシステムを考えることです。

でも、こういうシステムを考えるのはすごく好きなので、今からわくわくしています。

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おっしやる通り、だと思います。
読んでいて、こちらまでさっぱりして、身が軽くなりました。

by わいわいわい | 2007/10/25 7:43:53

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