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しろくま先生のブログ
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2007年2月 1日 (木)

痛くない麻酔と「聞いてないよ~」の狭間で1

先週の週末に、東京の西荻窪へ勉強会へ出かけました。

この勉強会へ出るきっかけになったのは、私自身の歯科治療が元になっています。以前にも書きましたが、私は去年歯を抜歯しました。その際に自分が歯医者にもかかわらず、抜歯が非常に怖かったのです。正確に言えば、抜歯では無く、麻酔が怖かったのです。

そのとき、痛みの少ない麻酔をさえたことで、一安心。

歯科医師の私が、こんなにビビッているのだから、患者さんの不安は想像以上だろうと考え、急遽麻酔の講習会への参加を決めたのでした。

当日の朝は非常に冷え込んでいました。勉強会の開始は朝10時からですから、西荻窪の会場へ着くには、6時代の新幹線に乗り込まなくてはいけません。

前日の夜は、いつも通り夜更かししてしまい、5時に起床するのは非常に厳しいものがありました。就寝した時の外の様子と起床したときの外の様子が全く同じ真っ黒だったので、寝ぼけた頭では「俺、だまされているのか?」と本気で思いました。それにしても寒い。

早起きの甲斐もあり、新幹線では余裕の搭乗。しかし、そのまま東京駅までの記憶が無いのです。乗ってすぐ新幹線の中が暖かかったため、爆睡してしまいました。

目的地の西荻窪駅は日曜日は急行が止まらないので、今回は、荻窪まで急行で向かい、荻窪から一駅総武線で向かいました。時間は1時間以上も余裕があります。

勉強会会場までの道のリは、事前に事務局の方から丁寧な地図が送付されているので、もう楽勝。着いたも同然。

と、思ったのですが、駅から会場までの距離が長い。しかも直線なので、気分的にも長く感じる。後で係りの方にきいたのですが、2キロ近く直線があるそう。中年にはきついわ。

会場入りして見ると、なんと1番のり。会場入りしたとたん、「すいません。血圧を測らせてもらいます」とのこと。

いつもは計る立場にいるので、計られるのは少し新鮮な気分。

室内の温度が高いのか、いつも自分で測定するよりやや高め。すこし落ち込みました。

そして、講義が始まりました。

講義の最初に講習を受けに来た先生達の自己紹介。その際になぜ今回の講習を受けに来たのかを言うようにとの事。

私は、ブログの冒頭にも言ったように、「自分自身が麻酔をうける立場になった時非常に怖かったので、患者さんもきっと怖いに違いない」うんぬんと自己紹介。

ほかの先生は、今回の勉強会の趣旨である「全く痛くない麻酔」という文句に惹かれて受講した様子。

受講されている先生の自己紹介が終わったところで先生が一言。

「この勉強会には、実習が付いています。その実習というのは先生がペアになってお互いに麻酔を何本か打ち合って貰います。」

ガ~~~ン・・・・。聞いてないよ、そんなこと。(滝汗!!)

「いや~この事をパンフレットに書くと、誰も受講してくれなくて。実際にこの会場からお帰りになる先生もいるんですよ」と高笑い。

だから、麻酔きらいなんだって。怖いんだって。

あ、それで、最初に血圧計ったのか。麻酔をされる前と直前とされた後を比較するために。

しかし、朝早く起きて、はるばる新幹線を使ってまで受講しているのだ。注射ぐらいでやめないぞ  と心に誓いました。

明日へ続きます。

しろくま先生もやはり麻酔は怖かったんですね・・・
昨年末忘れもしないクリスマスの日、先生に抜歯
していただきましたがほとんど麻酔は無痛でしたよ!
ゴットハンドです!!


マボさん
ありがとうございます。
そうですよね、あの日はクリスマスでした。
「クリスマスなのに申し訳ない」って思った記憶があります。
しかし、心強いコメントありがとうございます。

by しろくま | 2007/02/05 12:20:30

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