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2005年11月 6日 (日)

ギリシャ人の歯磨き事情

Photo_3 今日は、「Dental  Tribune紙」より、トピックをご紹介。

この記事によると、ギリシャ人の歯磨き粉の使用量は、欧州15ヶ国に比べてもっとも少ないことが、歯科医らの研究によって明らかになりました。

ギリシャ口腔病学会によると、1人当たりの歯磨き粉の年間平均使用量は、欧州連合(EU)では300mlなのに対してギリシャでは190ml

6,000人を対象にしたこの調査によると、歯科医のアドバイスに従っているのは3分の1のみで、歯磨きをするのは2日に1回、さらにそのうちの5%は歯磨き粉を全く使用していない。35~44歳の年齢群では3分の1のみが定期的に歯科医を受診し、そのうち虫歯が全くない人の割合は、0.3%にとどまった。同年齢群において虫歯で歯を失った人はアテネ在住の人がもっとも少なく、ヨアニア在住者がもっとも多かったとのこと。

何とも、のんびりとした国民性が伺われます。海外では、歯科治療費が割高なため、日本の様に、一本の歯を丁寧に治療などせず、抜歯してしまうことが多いようです。国によっては、一本の歯を治療する費用が30万円以上かかるため、抜歯してインプラントという人工歯根をいれる患者さんもいるようです。だいたい費用も同じくらいなので、根の治療で長引くよりてっとり早くということでしょうか。

先ほどのギリシャの場合もそうなのですが、やはり都市部に在住している人ほど、自分の口腔内に感心が高いのでしょうか?これに関しては日本も同じようです。私もがんばって地域住民の皆さんのデンタルIQを高められるようがんばりたいと思います。

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