オルソインプラントセラピー講演会
先月の12日に仙台のTKPガーデンシティPREMIUMにて丹野努先生の「オルソインプラントセラピー(インプラント治療における矯正を学ぶ)」講演会がありました。
オルソインプラントセラピーというのは、どうやら丹野先生の造語のようで、矯正を示すオルソとインプラントを掛け合わせた言葉らしいです。
講演会で丹野先生がおっしゃっていた事として、歯科の専門分野のスペシャリストは沢山いるけど、どうしてもその分野に偏った治療になりがちなので、どうしても全ての分野を一人のDRで治療した方が治療精度があがる実感があったため、全ての治療を一人で完結する必要性があったとのこと。
歯科の分野で不具合が起こるのは口腔内で発生する「力」の分配が不安定な箇所だというのは常識です。
つまり歯並びが悪いため、噛み合ったときに発生する力が歯や歯周組織を破壊してしまうのです。
そのためには破壊され抜歯に至った箇所にインプラントを埋入し、破壊する原因となった噛み合わせを修正するための矯正治療が必要との見解でした。
私も同じように日々考えて居て、外科も矯正もインプラントも歯周も虫歯も一人のDRが患者さんの特徴を把握しながら治療しないと満足のいく結果にはならないだろうなとおもいます。
丹野先生の治療理念は実に複雑に絡まり合っているので、一般的な研修会(インプラントの埋入や矯正の実習)といった感じにはならなく、まず丹野先生の理念や理論を理解しないといけないので、若手の先生は聞いていて「?}ではなかったのかと思います。
自分で矯正もし、インプラントもする私みたいなDRには大変面白く興味深い内容でした。
ただ、噛み合わせの理論が私と少し違った(当たりまえか)のですが、非常に参考になりました。
特にセファロの分析方法を複数活用する事で、より噛み合わせ分析の精度が上がるという考え方は「ムムム・・・」と唸るしか無く、丹野先生の懐の深さに驚愕しました。
勉強になることばかりの4時間。今日からの診療に生かしていきたいです。
一番羨ましいのはほぼ自費治療で治療が出来るので、私の様な保健治療と自費治療の境界線が曖昧なDRには難しいのかも知れません。






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