まったく食べた気がしなかった。
木曜日の午後休診の日。奥さんと「どうしてもトンカツが食べたい」とお願いして、駅ナカの和幸さんへ。
平日だというのに、長蛇の列。そのほとんどがお年寄りや私たちと同じ中年の方々ばかり。
やはり疲れていると豚肉が食べたくなるのですね(笑)
30分ほど待って店内へ。
やはり待たされて席に着いたという勝手な期待感から、注文したトンカツの美味しかった事。
で、奥さんと「美味しいね」と言いながら食べていると、隣に座ったご老人3人組。
話し声がとにかく気になる。その会話の中心が自分の健康に関する事。
その中の一人が「自分は難聴の可能性があるんです」って話すのです。私も難聴の患者さんを多く診察させて頂いているので、よく分かるのですが、自分の声も聞こえづらいので、自然と声が大きくなるのです。
だから、店内に響き渡るような大声で、自分の体調の事を話しているのです。
その健康に関する話が「歯」に移ってきたのです。嫌だな〜と思って意識をトンカツに移して集中して食べていたのですが、何せ声が大きい。
あそこの歯科は良いだの悪いだの、私の近くにある歯科医院の話を中心にご老人3人で喋っていらっしゃる。
いつ自分の歯科医院の悪口が出るのかとヒヤヒヤもので、とてもトンカツを味わう所では無くなって、早くお店を出たいって気持ちになってしまいました。
折角美味しかったトンカツなのに、まったく食べた気がしなかったわ。
これは完全にタイミングが悪かったです。
残念。
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