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2010年12月18日 (土)

歌舞伎町セブン

12004175ここのところ、体調不良だったため、多くの時間をベッドの中で過ごしていたのだけれど、それに引き替え、読書をする時間はたっぷり確保する事が出来ました。

今日、ご紹介するのは誉田哲也さんの『歌舞伎町セブン』。

誉田さんはよく歌舞伎町を舞台にした本を執筆されますが、その代表格はなんといっても『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』 だと思います。

たぶん、今回の設定は、ジウが存在していた歌舞伎町と同じ街で起こった話。

歌舞伎町で町会長の死体が発見される。死因は急性心不全。死体におかしい箇所はまったくなし。しかし、その死因に意義を唱える物が現れ始め、地道な捜査を行ううちに、『歌舞伎町セブン』という歌舞伎町に昔から存在する都市伝説が浮かび上がる。『歌舞伎町セブン』とは一体何なのか?死因の急性心不全との因果関係は。

といった内容。

しかし、歌舞伎町という町は本当に興味深い街ですね。多くの作家さんがここを舞台に小説をお書きになっている。

私も、コマ劇場付近の映画館によく足を運びましたが、確かに、魅力的な反面、怖い街でもありました。この『歌舞伎町セブン』の中にも登場しましたが、センター街の入り口にある『すずや』というとんかつ屋のとんかつ茶漬けが絶品なのです。

福島に帰省したばかりの頃は、この味が忘れられず、東京へ行くたびによく食べに行きました。

あと、歌舞伎町といえば、神座の「おいしいらーめん」。これも病みつきになる味。あ~また食べたくなってきたな。

話がかなり脱線してしまいましが、この街はいろんな意味で魅力的な街なのかもしれません。

私は、夜は絶対近づかないけど。

それこそ、歌舞伎町セブンに目を付けられたらたまったものではない。

誉田先生の『ジウ』シリーズが好きな方は是非ご一読を。

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