休日にヒヤリハットについて考えた。
お彼岸の日曜日。
奥さんが実家に娘の顔を見せに行くことになったので、私は、一日映画を見ることを計画しました。
昔は、週に5日も映画館に通っていた程の映画好き。
最近は2ヶ月に1本行けば上出来なほど、遠ざかっています。
そのため、今回は一日に3本の映画鑑賞を計画。朝10時から始まり、夜8時までのロングランの予定です。
1本目は、10時半からの予定。しかし、映画館へ行ってみると会場はちょっと離れた別の映画館。時間ぴったりに到着したので、すこし焦りつつも、どうせ予告編だから大丈夫だと自分の言い聞かせながら小走り。
何とか上映前に到着し、ゆっくり鑑賞することが可能でした。
1本目が終わり、時計をみると11時15分。次に鑑賞する予定の映画は12時40分からだから、まだだいぶ時間に余裕がある。そのため、すこし昼食を採ろうと駅前まで散歩しました。パスタのお店に入り、ゆっくりと映画のパンフを読みながら、見終わったばかりの映画を頭の中で辿っていたのです。
パスタが届き、ゆっくりと食事を楽しんでいると、お店の時計が目に飛び込んで来ました。
「12時35分・・・・・!!!」
あれ、確か次の映画は12時40分からだったな・・・・。そこで思い出しました。私は、1本目の映画が終わった時点で、本当は12時15分だったのを、11時15分と勘違いしていたのです。1時間も時間がずれ込んでいました。
もう、2本目は間に合いません。携帯で次ぎの候補の映画が30分後にあるので、そちらに目標を定めました。
時間が少しあるので、家で使用する歯磨き粉がないことに気が付き、ドラックストアへ。シュミテクトを購入し、そのまま映画館へ。
その映画も非常に面白かったのですが、2本目に鑑賞予定の映画は、次は2時間後。もういけません。時間が合わないのでその日はもう映画は断念しました。
今日は、プライベートだったので、自分が落ち込めばそれで済みますが、これが、仕事(治療)だったら、どうだったろうと考えました。
間違いなく、ヒヤリハット(冷やっとしてハッとするという意味の医学用語 ミスをしたときの事をさす)の症例です。
ヒヤリハットは思いこみと油断が起こさせるのかもしれないと、映画の失敗を、無理矢理こじつけて仕事の教訓としようとした休日の午後でした。
時々こんな、うっかり、あります、
他人に迷惑のないこと、自分の実になります。