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2008年1月19日 (土)

歩けばやせる?

本日は、日本経済新聞 平成19年10月28日分の【健康】のページからお届けいたします。

歩けばやせる?

減量のために歩く人は多いが、本当にやせるのだろうか?

答えは「やせる人もいる」が「やせない人もいる」。

肥満とは体脂肪率がある一定基準以上に多いことを示します。一般的には、体重(㌔)を身長(㍍)で二回割って算出する体格指数(BMI)で判断します。

日本では25以上が肥満です。肥満といっても、体脂肪の多い人も少ない人もいます。骨太で体脂肪の少ない太った人は歩いてもやせません。

体重の増減は脂肪の分布にも関係しています。脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の二種類あり、内臓脂肪はウォーキングで減りやすい反面、歩かないとすぐ増えます。皮下脂肪は増加しにくいですが、一度増えると歩いてもなかなか落ちません。

肥満を内臓脂肪を主体とする内臓脂肪型、皮下脂肪を主体とする皮下脂肪型、両方多い混合型とに分類しています。

内臓脂肪型と混合型が生活習慣病と深い関連があり、内蔵型脂肪の蓄積に高血圧、高血糖、脂肪異常を伴った状態をメタボリック症候群と呼びます。

皮下脂肪型と混合型の見分け方は、肥満に高血圧か高血糖、脂質異常があるかどうかで判断、一つでも合併しているときを混合型とします。

内臓脂肪型と混合脂肪型の見分け方は、腹囲が基準(男性85センチ、女性90センチ)以上で、普通体重が軽度の肥満の場合を内臓脂肪型、かなり太っている場合を混合型といいます。

内臓脂肪型は中高年では過食というより長年に渡って日常生活で歩かない事が主の原因です。ライフスタイル・ウォーキングを習慣化出来ると歩数の増加に応じて検査値は安易に改善してきます。

皮下脂肪型は病気という観点から見ると特に減量する必要はありません。ウォーキングだけでは消費エネルギーが少なく、減量には結びつかないのです。食事制限が必要です。

混合型では「一に運動、二に食事」というように歩くことが第一。内臓脂肪が減少出来れば皮下脂肪(体重)はそんなに減らなくても検査値は改善します。ただ、改善が少ない場合や短期間で急に太った場合は食事制限も追加して減量することも大切です。(日本ウォーキング協会副会長 泉さん)

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