おとうとにはまけられないのよ
しろくま歯科医院には、たくさんの子ども達が遊びに来てくれます。
毎日、ほほえましい場面に多く遭遇します。
ある姉弟の場合。
弟はまだ、2歳でお母さんの介助付きで、診療を受けています。
しかし、とても大物なのか、無関心なのか、全く診療に対して、恐怖心というものがないらしく、素直にお口を「ぱくっ」とあけて、診療を受けます。
そのそばで、お姉ちゃんがじっとその様子を見つめています。
お姉ちゃんの番になると、まだ4歳くらいなのに「よろしくおねがいします」
といって、素直に口を開けてくれます。
しかし、先生は知っているのです。本当は、とても怖がっていることを。
しかし、弟の手前、怖い様子はみじんも見せません。体は少し震えているのですが。
先生も頑張るんで、君たちも頑張ってください。もう少しで終わりですから。
とにかく頑張っている姉弟の話でした。
こういうお話は癒されますね。
あったかーい お話です。
心がなごみます。